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争族の実態

近年、遺産分割をめぐる相続人同士の争い、いわゆる「争族問題」が多発し、社会的にも大きな関心を集めています。 もちろん、すべての相続が揉めるということではありません。相続人の仲が良く、スムーズに遺産分割ができるケースが大半です。

ただ、ここ10年、かつてない速さで核家族化や少子高齢化が進み、家族の構成や意識が大きく変化し、相続人の権利意識も高まり、昔に比べ確実に争いの要因が増えています。「最高裁判所司法統計」を見てみますと、毎年死亡する人は100万人前後といわれており、その発生する相続件数の1%程度が話し合いがつかず、 家庭裁判所に遺産分割事件として申立されています。

その遺産分割事件として申し立てられたもののうち、20%は調停不成立というかたちで、審判となっています。 また、かろうじて申告期限には間に合ったが、そこに至る過程で激しいやり取りがあり、遺産分割成立後も当事者間に深い傷跡を残すというケースがあります。こうした統計上の数字に表れていないものを入れると、「争族」は相当な数になると思われます。通常統計の10倍はあるものと予想され、年間相続件数の10%、毎年10万件ほどが何らかの争続となっているものと考えられます。

一般的に遺産分割は、被相続人の遺産を、法律に基づいた相続分を前提に、相続人の間で平等に分配する手続きですが、どんなに単純な相続でも遺産の種類、価額、債務など財産的側面と、各相続人の感情的側面が複雑にからみ合い、それなりに難しい問題を抱えているものです。自分の権利に固執すると、まとまるものもまとまらなくなります。特に遺産に土地などの不動産が多い場合は、価格的に平等に分割することが難しく、どうしても揉めることが多くなります。「完全に平等な分割」はまさに至難の技です。

家事審判・調停事件の遺産分割に係る新受件数

  家事調停事件 家事審判事件
1995 8165 1563
1996 8639 1555
1997 8568 1730
1998 8708 1594
1999 8950 1695
2000 9162 1748
2001 9109 1879
2002 9237 1986
2003 9582 1974
2004 10083 2071
2005 10130 1869
全家庭裁判所合計:司法統計年報